【連載】小児科 ‐ 目の発達に、外遊びを 3歳児健診の重要性

CHILD'S SCHOOL

目の発達に、外遊びを
3歳児健診の重要性

生まれたての子どもが歩けないように、真っ暗な子宮の中から出たばかりの赤ちゃんはしっかり物を見ることができません。赤ちゃんがいろんな運動をして歩けるようになるのと同様に、赤ちゃんの目も「くっきり見る」ことで徐々に見えるようになっていきます。脳の視覚野(見る場所)が学べる時期(感受性期間)は限られていて、小学校入学する時期頃までです。乳幼児期に「くっきり見る」ことが妨げられると脳の発達が妨げられ視力の低下(弱視)を招いてしまいます。弱視は、メガネやコンタクトレンズをしても一生涯十分な視力が出ない状態で、50人に1人の割合と言われています。乳幼児時期に「くっきり見る」ことがとても大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました