みんなに聞いた!パパのリアルな育休&家事

特集

昨年秋に改正された「産後パパ育児休業」の取り組み。まだまだママがとるイメージが強い育休ですが、実際に増えてきているのでしょうか。今回は、クレセールの読者アンケートでお聞きしたパパの育児休業や家事参加について、みなさんの生の声をたっぷりお届けします。

【クレセールVol.87(2022年冬号)読者アンケートより 調査期間2022年12月10日〜2023年1月31日 有効回答数176】

パパは育児休暇をとりましたか?

 「パパが育児休業をとった・とる予定」と答えた世帯は全体の約2割。職場環境によるバラツキもあるようで、「育休を取る男性職員が多い」という声から「通常の休みすら難しいのに男性育休なんて夢」という声まで様々でした。一方で「社内で初めて男性育休をとった」という声も。パパの育休が増える流れは確実にあるようです。
 今後育休をとるパパが増えれば「夫婦で育児・家事」がもっと当たり前になっていくかもしれませんね!

パパの育休エピソード

出産で入院中、お兄ちゃんを見てもらえる人がいなかったので、育児休暇を取ってもらいました。パパと息子2人の時は、お惣菜や市販の弁当が多かったようですが、退院してからは4人分のパエリアやカレーライスなど、息子と協力して1週間毎日手作りしてくれました。そのためか、息子は今でも簡単なフレンチトーストや卵料理等、よく料理します。  
( 鹿児島市 はるさくママさん)

第3子を出産予定です。今までパパが育休を取ることはなかったのですが、

「会社で1番にとったらかっこいいよね!」と今回は育休に前向きのようで、

ママとしては嬉しいです。
(鹿児島市 みーさん)

第1子の時に育休を取りました。当時周囲で取得している男性はいませんでしたが、その後、後輩たちが続いて取得してくれたことはとても良かったと思います。

(鹿児島市 ドメゴロウさん)

会社の人数がもともと少ないので、病気で1日休んだだけでまわらなくなります。

育児休暇なんて夢のまた夢です( ;∀;)

(鹿児島市 みかんのかわさん)

ご存じですか? パパの育児休業が取得しやすくなりました!
※「改正育児・介護休業法」2022年10月1日施行

子どもが生まれた直後の時期に、柔軟に育児休業が取得できるよう
「産後パパ育休」が創設されました。

  • 子の出生後8週間以内(ママの産休期間中)に1回または2回に分けて、合計4週間まで取得できます。
  • 産後パパ育休中に、一部就業することもできます。(労使協定と個別合意が必要)
  • 1歳までの育児休業も、2回に分割して取得できます。

ママが産後休業と育児休業、パパが産後パパ育休と育児休業を取得した場合のイメージ図

※保育所に入所できない場合等は、最長2歳まで休業を取得できます。

産後パパ育休や、育児休業中の収入は?

パパ・ママともに「育児休業給付金」がもらえます。
休業開始時賃金日額×支給日数×67% (育児休業の開始から6ヵ月経過後は50%)
産前・産後休業中、育児休業中(産後パパ育休を含む)は、社会保険料が免除されます。

パパの育児休暇、その期間は?

アンケート結果をみると、パパが実際にとった育児休暇の期間は3日未満から1年未満までと様々。最も多かったのは1カ月〜3カ月でした。

 初めての育児ではママもパパもわからないことだらけ。「衝突したけれど、絆が深まり良い思い出になった」という声も多かったです。また、「上の子のお世話をするために育児休暇を取得した」という方もいました。

 パパの積極的な育児参加があれば家庭がうまくまわり、子どもの健康的な成長だけでなく、夫婦の仕事と家庭の両立にも効果がありそうです。その第一歩として、パパの育休取得がもっと浸透していきますように!

パパの育休エピソード

たったの3日でしたが、夫が育児休暇を取ってくれて助かりました。

上の子の送り迎えや、公園などに連れて行ってくれるだけで随分と助かりました☆

(鹿児島市 あっつんさん)

パパの育児休暇1ヵ月を、産後2週間からとってもらいました。産後すぐからではない理由は、ママに睡眠不足などの疲れが出そうなのがそのくらいからだと思ったからです。結果、とても助かりました。 

(出水市 くーママさん)

新生児期に沐浴を毎日お願いしました。パパの手が大きく安定していたのか、私が入れるよりもご機嫌でした。ただ産後1ヵ月ほどして赤ちゃんの頭からふわっと臭うことが。汗かな?と思っていたら、首の皺の深くにドロドロしたものがありビックリ。どうやら肉付きの良くなった首やら脇がちゃんと洗えてなかったらしく、汚れが溜まっていました。少し皮膚が赤くなりましたが、毎日しっかり洗って、ワセリンを塗ったら良くなりました。

(霧島市 そそめさん)

第1子の時に1ヵ月育児休暇をとってくれました。沐浴からオムツ替えから、授乳以外のことはしてくれました。母よりも一緒に遊んでくれるので子どもたちは基本パパっ子です。  

( 鹿児島市 ちょろさん)

育児休暇は取りませんでしたが、子どもがまだ乳幼児だった頃、私が心身共に体調を崩した時、何回か仕事を休んで家事育児を手伝ってくれたり、病に連れて行ってくれたりしました。今は休みの日しか家事育児を手伝ってくれません。まぁ、全然何もしないよりはましですけどね。 

( 姶良市 まささん)

手続きのために数日休んだだけですが、何も手伝ってはくれずにぐーたらして

ました。こんなことなら仕事に行ってもらったほうがましでした。 

                     (南さつま市 はるママさん)

パパはどんな家事・育児をしていますか?

ダントツの1位はゴミ出しで、3人に2人のパパが担当。2位以下も、食器洗い・お風呂掃除・入浴・外遊びを4割以上のパパがしていることがわかりました。

共働き世帯が増えている昨今、お互いの得意なことを活かしながらのご家庭が多いようです。子どもの成長とともに、パパができることが増えてくるとの経験談も。役割や負担のバランスを協議し、夫婦間のニーズや希望を尊重しあえると良いですね。

我が家のパパの家事

パパが休日で私は仕事、という日に張り切ってカレーを作ってくれましたが、ルーが中辛で普段甘口を食べている子どもたちのお口には合わず…。ルーに牛乳を少し混ぜたら食べられました!

(鹿児島市 ドキンちゃんさん)

うちの主人は、料理以外は進んでしてくれています。むしろ私より家事が上手なので、主人が出張に行ったら家の中が荒れだします。(笑)そろそろ出張に行くらしいので、1日でも早く帰って来てほしいです。

( 鹿児島市 あっちゃんさん)

洗濯をよくしてくれます! 助かるのですが、ちょっと干し方が雑(笑)なときがあり気になります…。してくれるだけ有難いと思わないといけないのですが(^_^;)皆さんもそういう事ありますか?

(鹿児島市 はるやまとさん)

私がお皿洗いと子どもの歯磨きが苦手なので、主人が休みの日はお皿洗いと歯磨きをしてもらってます! 朝の送りもゴミ捨ても主人で、外に遊びに行く時も主人が連れて行きます(^^)こう文章にすると、色々してくれてますね!(笑)

(鹿児島市 ゆこさん)

買い物を頼んだらいつも一つ忘れ物をするか、間違えた物を買ってきます(笑)この前はしらすを頼んだらふりかけを買ってきました。

(鹿児島市 ほなさん)

子どもとお風呂に入ろうとしたら、お父さんと昨日から約束しているので、大丈

夫! と言われ、本当にお風呂に入った2人。お風呂が終わって上がってきたら、

2人とも清々しい顔で、思わずにっこりしてしまいました。いつもありがとう^^

(南さつま市 kikiさん)

夫婦で分担しています!

ゴミ出しはパパが毎日担当。食器洗いもほぼやってくれます。我が家の洗濯は夜で、干す&畳むはほぼパパです。その間は私が子どもを担当。歯磨きや服薬、寝かしつけでてんやわんや。テレビを見ながら洗濯畳みをされると、私は一日中テレビ見てないのに! と思うこともありますが、グッと我慢です。

(鹿児島市 はるやまとさん)

朝保育園に行く前に10分ほど、子どもと家の前を散歩して遊んでくれています。おかげでその時間に私は自分の支度がスムーズにできて助かっています。

(鹿児島市 のあさん)

9歳と6歳の父です。できるだけ、家事育児には積極的にしています。料理もできるよう

になりました。子どもにおいしいと言ってもらえると嬉しくなります。これからも楽しく

家事育児したいです。

(鹿児島市 たかさん)

パパはほとんど残業なしで5時の定時なので、私は夜にパートに行きます。夜の家事はパパがしてくれます。帰ってきたらみんな寝ていて、お互いに仕事、育児、頑張ってます。

(鹿児島市 たりーさん)

パパと子どもたち

喜ぶ笑顔見たさにしょっちゅうおやつを買ってくるパパ。子ども達も習慣づいてしまい、パパが帰ってくると一目散におかえりー! と玄関にダッシュ! たまにおやつがない日は、玄関からあっという間にいなくなり塩対応でのお出迎えです。だから言ったじゃん! お土産はたまにだから嬉しさ倍増なんだって!(笑)

(鹿児島市 ふくちゃんさん)

息子のトイレトレーニングを夫に協力してもらっています。男の子だと立ちながらトイレするスタイルだったりして、女の私ではどう教えていいのか分からなかったので助かります。 

(鹿児島市 えりっくまさん)

いつも子どもと遊ぶのが上手で感心します。私はいつも子どもと遊んでる

と眠くなってしまいます。主人いわく、自分が子どもだから子どもの気持ち

がわかるとのことです。(笑)

(南さつま市 ちあきさん)

ママからパパへ

3人の子どものパパです。休みの日に「一人で休んでね」と言ってくれて、子どもたちを午前中は公園、午後は水族館に連れていってくれました。毎日早朝から深夜まで仕事をして、資格取得のための勉強、突然の職場からの呼び出し等で多忙な日々を送っているなか、休みの日には子どもたちに全力で向き合ってくれる自慢のパパです。

(鹿児島市 りとぽんさん)

産後、熱があって立ち上がれないくらいしんどい時に旦那に「弁当を買って帰って」とメールしたら、手ぶらで帰宅して「ラーメンでいいよ」と言い放ちました。ラーメン誰が作るんじゃ⁉ 16年も前の事ですが、今でも忘れません。自分の事しか考えてない残念な夫です。自分の子もそうならないように育てないと。

(鹿児島市 こうだいこさん)

私も働いているので、家事には協力的でとても助かります。ただ私が育休中は、逆に私が家にいるからと思ったのか、手伝ってくれなくて大変でした。後で言ったらわかってくれましたが…。子どもが小さいうちの方が大変なので、その時に協力的な方がありがたかったです。

(鹿児島市 とめちょむさん)

いかがでしたか?
ご家庭によって様々な家事と育児の分担と両立。参考になるエピソードや、共感するエピソードはありましたでしょうか。
編集部では、これからも皆さんの声をご紹介していきます。

今日も家事と育児に向き合うママとパパを、応援しています。

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